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サンゴ礁の海とハイビスカスの花に迎えられて
                               校長 清水秀機
 
 何ときれいな海なんだろう!!ハイビスカスの花が満開、ついに来た!!八重山諸島、石
垣島の玉取崎展望台、眼下にサンゴ礁のエメラルドグリーンの海が広がっている。
 昨年の修学旅行で、私が今の三年生諸君と最初に訪れたところでした。二月というのに、と
にかく暖かい、竹富島で水牛車に揺られての島内観光は、ゆったりと、まるで時間が止まって
しまったようでした。西表島でのマングローブの林を縫っての仲間川のボート遊覧やフィッシン
グ、シーカヤック体験なども生徒にとって、思い出に残ったものと思われます。
 その修学旅行が、いよいよ目前に迫って来ました。二年生諸君にとっては、旅行への各種の
期待感が日々大きく膨らんでいることと思います。
 修学旅行とは、美しい自然、風物、長い歴史の風雪に耐えた先人の文化遺産に、じかに接す
る学習の旅であります。同時に、学校で学んだ知識を実際に自分の目で確認することのできる
旅でもあり、旅は、すばらしい感動との出会いでもあります。
 今回は、昨年と同じく、沖縄本島南部と沖縄本島から南西430kmにある八重山諸島の石垣
島、竹富島、西表島方面などが主なコースとなります。沖縄は、我が国で唯一の亜熱帯地域に
属し、サンゴ礁の海をはじめ亜熱帯の原生林など、日本本土にはない風景を楽しむことができ、
諸君は、きっと底知れぬ沖縄の魅力に驚くことと思います。
 その一方で、沖縄は、先の第二次世界大戦において日本で唯一地上戦闘が行われた地域で
あり、多くの人々が生命・財産を失い、傷ついた不幸な歴史を持っているところでもあります。
 戦争の傷跡は、まだまだ多くの人々の心に残っているはずです。この事も心に刻み、この旅を
通して多くのことを学び、沖縄への理解を深めてください。
 終わりに、団体行動で大切なことは、一人一人が常磐高校の生徒であるという自覚の基に、み
んなの迷惑にならないように、決められた注意をよく守って、規律ある行動をとることです。友達
や先生方との人間的な触れ合いを深め、青春の一ページを飾る「夢と感動の修学旅行」にしてく
ださい。