知識の幅を広げる「教養講座」

受験は総合力です。常磐高校では、定期的に校外の専門家を招いて「教養講座」を開催しています。国公立大学あるいは有名私立大学の教授を招いての特別講義、プロカメラマンの講演、現役証券マンによる金融講座、プロの料理人によるフランス料理や日本料理の実演、現役保育士による紙芝居実演等、コース毎あるいは全校生徒対象に様々なメニューをそろえ、生徒の知識の幅を広げています。

「科学的視点で捉える身の回りのプラスチック」

令和4年7月19日(火)
特別進学コース対象
群馬大学理工学部 山延 健 教授


 

「コーラのペットボトルはミネラルウォーターのペットボトルよりなぜ硬いか」「座布団のクッションにもプラスチックが使われてるって知ってた?」
山延先生は、身の回りの製品に使われているプラスチックについて、実験も多用しながらその科学的性質、異なる性質毎の利用方法の違い、などについてわかりやすく講義をしてくれました。
生徒は身近なテーマにより、興味関心を持ち、質疑応答の時間では生徒の質問が途切れることがないほど、積極的な姿勢が見られました。

「DNAを使ってアイドルとの血縁関係を探る」

令和4年3月10日(木)
特別進学コース対象
前橋工科大学 本間 桂一 教授


 

前橋工科大学の本間桂一先生を招いて、教養講座を開催しました。「アイドルと自分の間に血縁関係はあるか」という命題をテーマとして、その命題を理工学という学問を通して、どのように考えることができるのかを講演していただきました。
本間先生のご自身の信念にもとづいて学問を追求されている姿勢と、大学で受ける授業を経験することは、大学進学を目指している生徒にとっていい刺激となりました。

「ロシア・ウクライナ戦争を考える」

令和4年8月25日(木)
進学コース対象
群馬県立女子大学
国際コミュニケーション学部
野口 和彦 先生


 

2022年2月に勃発したロシアによるウクライナ侵略について、なぜ侵略が行われたのか、現在どのような情勢なのか、今後どのようになっていく可能性があるかを丁寧に解説していただきました。また、侵略の根本にある国際政治や地政学的な背景についても説明していただきました。
最近ニュースなどでよく目にする内容をより深く細かく話を聞けたため、生徒は興味関心をもちながら聞き、とても勉強になりました。

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